和紙セラピストマリーさんのブログ・和紙からつながるやさしい日々

和紙を通じてほっとするやさしい時間を届けます。

かみものがたり②〜平安時代から〜

こんばんは!マリーです。

昨日は紙づくりが始まった時代、

聖徳太子の時代あたりをご紹介しました。

 

平安時代に入ると、紙はさらに進化していきます。

紫式部さんの時代です。

紫式部のような女流作家たちは、保管しやすいように

薄くて、さらに書いても破れない丈夫な紙を欲しがりました。

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この願いを叶えるべく✨

和紙職人たちは、薄くて丈夫な紙を作る技術を発展させていきます。

この頃から、日本独自の「流し漉き」と言う技術が生まれます。

 

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※流し漉きは紙のもとになる木の繊維に、水と植物性の粘料(ネリ)を加えたものを

専用の道具ですくって、揺らして、繊維を絡めることで強い和紙を作る

紙漉きの方法です。

 

こうして和紙は強い紙へと進化していきました♪

 

今日はここまでです。

それではまた明日♪

マリーでした〜

 

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